Virtual speditor (ETS2 RootMaker)の使い方 その1

どうも、け~えすです。
ブロマガでVirtual speditor(以下 ETS2RM)の記事を何本も書いてきたのですが、Ver.1.2から追記や別記事でお茶を濁していましたので、改めて現行Verの1.7で書き直したいと思います。

この記事では、ETS2RMの利点・必要なソフトのDLからインストールまでを解説します。

2017/04/01追記:ETS2のバージョンアップ(1.27)により、今までのETS2RMを使用するとセーブが破損する可能性があります。  作者が対策版を制作中との事ですので、1.27ではETS2RMを使わない様にお願いいたします。


Virtual speditor(ETS2RM)って何?

例えば「ETS2配信を見てて、配信主と一緒に走りたい。」とか、「Steamグループの走行会に出ようかな。」と考えた時に、最初に困るのが「その時に丁度いい配送荷物が出るかどうか。」です。
ETS2の荷物はゲーム側でランダムに出るので、目的地向けの荷物が無かったり、行き先はあってるんだけどトレーラー種別が違うって事になると思います。

ETS2RMを使えば・・・
1.選択した荷物上、選択されにくい配送先に配送できる!
(例:ヨットをWGCCに配送等w)
2.普段選択しにくい荷物も自分で作れる!
(例:セールプラン仕様のコンクリートローリー等w)
3.MPでも普通に使え、走行会等で配送元・配送先・荷物種類の統一が可能!
(台車の色までは設定できないのが唯一の欠点か?w)
4.TSMやPromods等、外部マップにも広く対応!
(3000km配送も出来るよw)

と、かゆい所に手が届きまくるツールでございますw


必要なソフトの準備

必要なソフト類は以下の通りです。
Virtual Speditor Program - Job scheduler program (SCSフォーラム)
Java (ダウンロードページへのリンク)
Visual C++ Redistributable 2012 (MSのDLページへのリンク)
注意:RMのReadMeではVC++2012の32ビット版でOKとの記載あり。 私は32/64両方が   元々入っていた為、その辺は良くわかっておりません。

上記3つの物を適時ダウンロードし、JavaとVC++は事前にインストールして置いてください。

ETS2でコンソールを有効にし、Saveフォーマットを変更する

コンソールの有効化手順は、ちょっと長くなるので別記事にて説明致します。

コンソールが使えるようになったら、ETS2を起動します。
起動後にコンソール画面を出して、「g_save_format 2」 と入力して下さい。 これでETS2RM用のフォーマットに変更されました。
確認のため、「g_save_format」と入力してみて下さい。 「"g_save_format" is:"2" default is:"0"」
と帰ってくれば成功です。

セーブフォーマットの変更が終わったら、そのままETS2を終了させて下さい。

ここで1つ注意事項がございます。
g_save_format 2なんですが、この状態だとセーブフォーマットが肥大してしまう事と、デフォルトのセーブフォーマットよりセーブに時間が掛る為、ゲーム中にオートセーブが入るタイミングでプチフリーズが起こる事がございます。 この点については別記事に解説と対策を書いておりますので、良ければ一度読んでみて下さいね。

ETS2RMを解凍し、セッティングを行う

ETS2RMはRARファイルで提供されていますので、解凍ソフトが必要になってくると思います。
フリーの解凍ソフトも沢山ありますので、各自DL及びインストールを行って置いて下さい。
解凍の際、そのフォルダまでに2バイト文字が使われていない状況にすると無用なトラブルが起きにくくなります。(例:C:\ETS2RM\の中に展開する)

「Virtual_speditor.exe」が起動ファイルですので、デスクトップにショートカットを作ると便利です。

一応そのままでも普通に動きますが、ちょっと設定ファイルを自分好みに変えておくと便利です。
設定ファイルは「config.cfg」でして、メモ帳等のテキストエディタで普通に編集が可能です。

中身は以下の通りです。
Libraries\Documents\Euro Truck Simulator 2\profiles\xxx\save\autosave
job pickup time:72
propose randoms:1
Language:0
DB Mode:normal
no_exclude:0
loop:0
cargo File only:0
Company Mode:0:trameri
Empty Mode:0
色々と書いてますが、主に変更する所は以下の3つだと思います。

「job pickup time」 配送制限時間です。 デフォルトは72時間で、距離に関係はありません。
長距離を走る事を考えると、144時間にしても問題ないと思います。

「propose randoms」 出発都市と出発企業を設定すると、配達都市・配達会社・荷物がランダムに
割り当てられます。このスイッチを1にするとランダム割り当てが行われ
なくなり、自分ですべて設定する必要があります。

cargo File only」  これを1に変更すると、「cargo.fil」ファイルに書かれているトレーラーのみの
選択しか出来なくなります。(別途cargo.filの編集が必須です。)

上記以外は触る必要が無かったり、け~えす自身も効果が解らない物だったりするので割愛致します。
起動準備としてはこんなところです。 次の記事で実際の使い方とかを書いていきます。


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