ETS2 オプション(設定)の解説 その5 コントローラー編

どうも、け~えすです。

ETS2の設定解説シリーズの最後になります、コントローラー編をお送りします。

ご注意
この記事はETS2 Ver1.34の時に書かれたものです、本バージョン以外では項目の増減や内容の変更があるかもしれません。またATSも基本的には一緒ですが、一部違うものがあるかもしれません。 
以上ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。


CONTROLS

メイン設定

コントローラーの選択

画面上部に5つの選択式メニューがありますが、ETS2起動時に認識されたUSB機器をここに登録する事が出来ます。 最大5台のコントローラーが設定可能です。
一番上は「キーボード+何か(または「キーボードのみ」)になってます。 ここにメインンコントローラーを設定する事になります。
それ以降はサブのコントローラーとして設定するといいと思います。

前回の「キー&ボタン編」に書いたのですが、ここのコントローラーのせっていの順番がキーの割り当てに影響されます。
上からJOY・JOY2・JOY3・JOY4・JOY5と割り当てられるので、ここの順番を間違えると意図しないボタン割り当てに変わっていることがあるので、複数のコントローラーをお使いの方はご注意ください。

コントローラー サブタイプ

「ホイール」か「ゲームパッド、ジョイスティック」の2つから選択可能。
ハンドルの挙動がそれぞれ違うみたいです。 普段はハンコンなんで、パッドで試してみましたが、ホイールの設定だとハンドルの切れ方がすんごい急ですね。 ゲームパッドの方に設定を変えたら運転しやすくなりました。

 他にも設定の違いをご存知の方はご教示くださいませ。

トランスミッション

シンプルオートマチック・リアルオートマチック・シーケンシャル・Hシフターの4つから選択可能。
違いは「ゲームプレイ 前編」(リンク)のトランスミッションの方式を参照してください。

感応型オートマチックトランスミッション

シンプルorリアルオートマチックで使える設定。
無効・ハイパワーモード・ノーマルパワーモード・エコノミーモードの4つから選択可能で、無効は旧来のオートマ設定になります。
他の3種は貨物重量やエンジンパワー、ミッション設定によって適切な回転数で動くようになるのですが、シフトアップやシフトダウンのタイミング(回転数)がそれぞれ違います。
エコノミーは回転数が低いところで動作し、燃費はいいけどパワーが出ない仕様です。
ハイパワーは逆で、高回転まで引っ張りますが燃費は悪いです。
ノーマルはちょうど中間です。

ステアリング感度

多分ですが、ホイール(ハンコン)だと無効になっていて、「ゲームパッド、ジョイスティック 」設定で有効になっていると思います。
パッドとかのハンドルの操作感度を変更するスライダーで、左に行くとハンドルが切れる速度が遅く(感度が鈍く)なり、右に行くにつれてハンドルの切れる速度が速く(感度が鋭く)なります。

ステアリング ノンリニア

スライダーを一番左にすると、ハンコンの場合はハンコンのハンドル切れ角とゲームのハンドル切れ角が同じになります。

スライダーを右に進めるにつれて、ハンドルの切り始めの動作量が少なくなります。
これは、切り始めの動作が遅くなり、ハンドルを切り増すにつれてゲームのハンドルの移動量が増える(ハンドルの切る速度が速くなる)感じです。

フォースフィードバック

フォースフィードバックのON/OFFの設定です。 ONにするとこの項目以下のフォースフィードバックの強度から衝突までの項目が設定可能になります。
LogicoolのG25/G27/DFGT用のFFBプラグインを使う場合は、この項目をOFFにする必要があります。

フォースフィードバックの強度~衝突

フォースフィードバックがONの時に、各項目のフォースフィードバックの危機の強弱を設定できます。
左が最弱で、右に行くにつれてその項目の効きが強くなります。
(け~えすはFFBプラグインをずっと使っているので、この項目の詳しい内容は把握できてません。なので解説が出来ないのです。 すみません)

ステアリング軸/デッドゾーン/軸モード

ステアリング(ハンドル)の動作設定です。

ステアリング軸:ステアリングに割り当てられている機器名称
ステアリング軸デッドゾーン:機器の「動作の遊び」の量を設定します。ハンコンの場合、ハンドルの切り始めの部分の無動作(ハンドルを切ってもゲーム内のハンドルは動かない)の量を設定できます。
ステアリング軸モード:機種によって設定が違うかもしれませんが、G27の場合は「センター」と「反転&センター」の2つがあります。
「センター」の場合は右に切れば右にハンドルが切れ、「反転&センター」の場合は右に切るとハンドルが左に切れました。 機種によってハンドルの切れ方が違うと思うので、機種に合わせた設定をする項目の様です。

アクセル軸/デッドゾーン/軸モード
ブレーキ軸/デッドゾーン/軸モード

アクセルとブレーキの動作設定です。
アクセル・ブレーキ軸とデッドゾーンの設定と一緒なので説明は割愛します。
 軸モードですが、反転&センター・センター・反転・ノーマルの4つがあり、G27の場合は反転に設定されてました。 これもハンコンの機種によって適切な設定にする必要がある場合があります。

クラッチ軸/デッドゾーン/軸モード/レンジ

クラッチの動作設定です。 クラッチ軸・デッドゾーン・軸モードはアクセル・ブレーキの設定と一緒なので割愛します。
クラッチレンジですが、半クラの始まるペダル位置を調整するスライダーです。 

視界上下軸/デッドゾーン/軸モード
視界左右軸/デッドゾーン/軸モード

視点移動の設定です。 マウスではなくコントローラーで視界移動をする場合に設定します。
内容はアクセル・ブレーキとほぼ一緒なので割愛します。

H-シフター設定

シフターのレイアウト

設定可能なシフトパターンを選択できます。 通常の6速ゲートのシフトパターン3種と、トラック・トランスミッションメーカーで採用されているシフトパターンが複数用意されています。(1.34ではスカニア・ボルボ・ZFが各2種の計6パターン)
 これはマイドキュメントにあるETS2フォルダ内のセーブデータフォルダにsiiファイルとしておかれており、自分でシフトパターンの自作や、ATSのイートン18速の移植も可能です。(イートン18速の移植は、そのファイルをコピーするだけ。)

シフターのレイアウト動作

シフトでギアチェンジする際の動作の設定が可能で、シンプル・シンプル+警告音・アドバンスドの3つから設定できます。

・シンプル
クラッチを切っていなくてもギアチェンジが可能で、クラッチを切ればそのギアに入る。
例:1速に入っている状態で、クラッチを切らないで2速に入れる。 ギアは1速のままだがクラッチを切れば2速に入る。

・シンプル+警告音
シンプルと一緒だが、クラッチを切っていない状態で別のギアに入れると警告音(ギア鳴り音)が鳴る。
 例:1速に入っている状態で、クラッチを切らないで2速に入れる。 ギアは1速のままで警告音が鳴り続ける。クラッチを切れば2速に入り、警告音が切れる。

・アドバンスド
リアル志向のシフトモード。 シンプル系と違っているのは
・トラックのエアシフター(または電気制御シフター)みたいな動作をするので、シフトチェンジを行っても実際にギアが入るまで若干のタイムラグがある。(ギアを入れた瞬間はニュートラル表示になっており、ちょっとしてからギアの数値が出る)タイムラグ中にクラッチを切ると警告音が鳴ってギアが入らない。
・ノークラッチでのギアチェンジが可能。 ただしギアに対するエンジン回転数を調整する必要がある。 ただしその際警告音は発生する。
・シフター高速スプリットが使用できる。

シフター高速スプリット(advanced only)

スプリット切り替え時の動作設定を行います。「シフターのレイアウト操作」アドバンスドになっていないと設定できません。

スプリットはETS2の場合12速以上のミッションで設定があり、ハイとローを切り替える事を指します。
12速の場合、1~6速(シフトパターンによってはクローラーギア~5速表記)にローギアとハイギアがあって径2速となります。
実際の設定の動作の違いですが
・未使用
高速スプリットが無効になり、ハイ・ロー切り替えの際は1回ニュートラルに戻す必要がある。
・クラッチ圧
ギアポジションはそのままで、クラッチを切ることでハイ・ロー切り替えが可能に。
・スロットルリリース
アクセルOFFでハイ・ロー切り替えが可能に。
・クラッチ又はスロットル
上記クラッチ圧とスロットルリリースの両方が使える。
となっております。

シフターポジション:リバース~6

Hシフターのギアポジションの設定です。 6速+バックギアの7個まで設定が可能。
TH8Aみたいな7速+バックの場合は1つのギアポジションが設定不可になります。

シフタートグル:1/2

レンジとスプリットのボタンの割り当てになります。

シフタートグルをスイッチモードで使用

シフタートグル1・2のボタンの設定を切り替えます。
チェックON:ボタンを押している間動作する。
チェックOFF:ボタンを押すと動作し、もう1回押すと解除される。

シフタートグルをプッシュボタンで使う場合はチェックをOFFにし、トグルスイッチで使う場合はチェックをONにする必要があります。

オートマチック ギアボックス:ドライブ/リバース

トランスミッションがリアルオートマの場合に使用する設定です。 ドライブ(前進)とリバース(後進)のポジションを設定します。 これは上記シフトポジションと割り当てが被っても問題ありません。

マウスカーソルコントローラー

コントローラー選択

このボタンを押すとマウスカーソルのコントローラー選択設定がリセットされ、現在ETS2が認識しているコントローラー機器1つずつにマウスコントロール機能を使うかどうか確認してきます。 
この項目で設定された機器があると、その機器のジョイスティックでマウスカーソルを移動する事が出来るようになります。

カーソルスピード

上記コントローラー設定でコントローラーを認識させた際に、マウスカーソルのスピード(移動量)を設定できます。

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とりあえず設定関連の解説はこれにて終了となります。 一部の項目については解説できていない部分もありますがお許しください。

誤字脱字や間違いの指摘、感想や質問などはお気軽にコメントにて書き込んでください。


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