ETS2 「adjustable cruise control」の導入解説

  どうも、け~えすです。
  ツイッターで教えて頂いたATS/ETS2用Tool「adjustable cruise control」(以下ACC)の導入方法や使い方を解説していきたいと思います。
  すべての機能の説明・解説までは出来ないのですが、普通に使える所まではしっかりと書かせて頂きます。



ACCってなに?

  ATS/ETS2でも実装されているクルーズコントロール(以下クルコン)機能を拡張したToolです。
  ACC自体が独立したクルコン制御を実装しており、ゲームのクルコンに割り込んで動作するイメージです。
  また、ATS/ETS2だけでなく、SCSで販売されているゲームの大半にも対応しています。
(初代ETSやスカニアドライビングシミュレーター、さらには18ホイール系も網羅!)

  通常のクルコンの動きとしては
・任意の速度でクルコンをセットする
・ブレーキやクラッチ操作を行う事によるクルコンの自動キャンセルからの復帰も可能(条件あり)
・速度増減も可能(概ね5km/h単位)
大抵こんな感じだと思います。(普段使わないので、知識不足による説明不足があるかも。)

  ACCの場合は、上記内容に追加して
・ACC内部にあらかじめ設定していた速度にボタン1つで即セット可能
・速度増減幅も設定可能
・ACCで使用するキーはすべてアサイン変更可能

  同梱の専用Pluginを導入すると、さらに以下の機能が追加されます。
・現在走行中の道路の制限速度をクルコンに設定する事が出来る
・現在走行中の制限族度が変化した場合、その速度に自動的に追従する動作も可能
・現在の走行速度やクルコンの設定速度を、ACC本体の速度設定に代入可能
・ゲーム起動を感知して自動起動する(但し自動起動のキャンセルは不可w)
と言った感じで、バニラのクルコンよりも使い勝手が非常によくなります。

ACCの入手先

  SCS公式フォーラムのスレッドは こちら ここからプログラム本体と設定ファイルをダウンロードします。
  本体は「Program Download」にある「adjustable cruise control 2.4.0」のリンクからダウンロードが可能です。

  設定ファイルなんですが、現在は作者以外の方が制作・公開されております。
  スレッドの最後に飛んで、現在お使いのATS/ETS2のバージョンにあった物をダウンロードしましょう。

  ゲームのバージョンアップに対応するのは、プログラム本体ではなく設定ファイルで行っているので、プログラム本体だけだと1.25付近までしか動きません。
  必ず設定ファイルもダウンロードしておきましょう。
(記事掲載時では、92ページ内の下から3つ目の書き込みにあるリンクよりDLしております)

ACCのインストール方法と起動方法

インストール方法
  プログラム本体を解凍し、任意の場所にコピーします。
  海外製ソフトのお約束として、フォルダパスに2バイト文字は入れないようにしましょう。
ダメなパターン:c:\ツール\ACC
正解のパターン:c:\tool\acc

  まず最初に、ご自身の使用するACCのバージョンを決めます。
  解凍したプログラム本体の中に、D32、L32、L64のフォルダがあると思います。
  この中に、動作環境の違う 「AAC.exe」と「ACC_Plugin.dll」が入ってます。

  フォルダ名での違いは
D32:OSもゲームも共に32ビット版の環境に対応
L32:OSは64ビット版だが、ゲームは32ビット版の環境に対応
L64:OSもゲームも共に64ビット版の環境に対応となっております。

  プラグインを使うかどうかは自由です。 DLLが無くてもACCは起動しますが、フルバージョンで使いたいならプラグインを入れましょう。

  最初にOSとゲームのバージョンを確認し、使う物を決めて下さい。
  プラグインのインストール先は、Steamのインストールフォルダ内部のゲームフォルダになります。
  デフォルト設定でETS2の場合だと、「C:\Steam\SteamApps\common\Euro Truck Simulator 2\bin\(win_x86 又は win_x64)\plugins」になります。
  もしPluginフォルダが無い場合は、そこにPluginフォルダを自分で作ってからDLLファイルのみをそこにコピーして下さい。

  これでインストールは終了です。

起動方法
  プラグインを使わない場合は、ご自身の環境に対応するフォルダの中のACC.exeを起動させます。(デスクトップなどにショートカットを作ってもOK)
  ゲームを起動する前にACCを起動させ、後は通常通りにゲームを起動させて下さい。

  プラグインを使っている場合は何もしなくてもOKです。 ETS2の起動を感知し、ACCが自動的に起動します。
  プラグインを使っている人でも、ショートカットによる先行起動も可能です。

  これでACCの起動は可能ですが、設定ファイルのアップデートが出来ていないのでACCが正常に動きません。
  アップデートの方法については、「アップデートの手順」の項目で行います。

ACCの画面説明

ACC本体画面

  ACCの起動直後の画面を見てみましょう。


  使う内容によって色付けした枠で囲いました。 とりあえず色別で説明していきます。

赤枠:基本動作

Increase by unit 及び Decrease by unit  1回押すとクルコン速度を1km/h増減
Increase by step 及び Decrease by step  1回押すごとに「step」で設定された速度で増減
set to...  設定した速度でクルコンを開始
step  ~by stepを使う場合に増減される速度設定の数値

緑枠:クルコンセット速度
City  街中の一般的な速度
Road  郊外や高速道路の一般的な速度

黄枠:クルコンセットのショートカット
各ボタンに速度を設定が可能。 ボタンひとつでその設定した速度がクルコンに入る。

青枠:制限速度用クルコンボタン(プラグイン使用時のみ利用可)
Set to limit  現在走行中の道路の制限速度にクルコンをセット
Keep on limit クルコンをセットし、現在走行中の制限速度にクルコンの速度をリアルタイムで変更する。 制限速度が80kmから50kmに変化したら、そのタイミングでクルコンの設定速度が50kmに自動的に変更される
Action on speed limit of 0  制限速度が設定されていない(ACCで制限速度が取得できなかった場合を含む)道路に入った場合の設定。 Turn CC offだとクルコンを終了し、Set CC speed toだと、横で設定する速度に再セットされる。

紫枠:設定等
Show key binding  チェックを外すとボタン横のキーアサインの表示が消えます
Units 設定数値をkm/h・mph・m/sに変更できる。 変更しても変更前の速度設定を再計算して表示する。
Setting 設定画面を表示
About About画面を表示

黒枠:動作確認
左側がゲーム本体、右側がプラグインの動作状況が表示されます。 ゲーム起動時に正常に認識されていれば左側にゲーム名が表示され、右側がonlineになります。

Setting画面


・General settings
Show splash screen 起動時にスプラッシュロゴを表示させる
Close on game end ゲーム終了時にACCを自動終了させる
Minimize info notification area 最小化した際に通知領域に表示させる
Start the program minimized 最小化状態で起動する(Minimize info~が有効になっている場合)

・Advanced settings
Soft key combination recognition キーボードの同時押しをサポートする
Discern keyboard sides キーボードを認識する? 用途不明です・・・
Game window must be in the foreground a trigger to activate ゲーム画面が最前面(フォーカスされている状態)の時にのみACCが動作する

・Timers
PSI Processes scan interval ゲーム本体動作をサーチする間隔
MLT Modules load timeout 翻訳しても良く解んないです・・・ 何のモジュールに対して動くのかが解らんorz

・Games data(supported games)
List of supported games サポートしているゲームとそのバージョン一覧
Update game data 設定ファイルの管理画面 設定ファイルのアップデートはここから行う。

・Key bindings
  各項目のキーバインドの一覧表です。
  各バインドでダブルクリックすると以下の表示に変わります。

  この窓が出ている状態で、使いたいキーを入力して下さい。(2つのキーの同時押し可能)
  正常に認識されると入力されたキーが太文字で表示されますので、問題無ければ「Accept」を押して下さい。 そのキーに変更されています。

  キーを押していない状態で「Clear binding」を押すと、そのキーバインドを消去します。

設定ファイルのアップデート

  「ACCのインストール方法と起動方法」で言及しておりますが、設定ファイルのアップデートを行わないとACCが正常に動作しません。
  設定ファイル自体は自分でも作れるみたいですが、私がそこまで出来ませんので公開されている設定ファイルを使ったアップデート方法を書いてみます。

設定ファイルの入手先

  SCS公式フォーラムのACCのスレッド内で有志による配布が行われております。
  本記事の作成の際に使った物は、同スレッド92ページのこの書き込み(Jorji_costava氏)の設定を使用しております。

  上記リンクから設定ファイルのページに飛び、赤枠のDownloadボタンを押してtxt形式でファイルをダウンロードします。

  ダウンロードしたファイルの拡張子をiniに変更します。

アップデートの手順

  変更が終わったら、ACCを起動させて「Setting」ボタンを押して設定画面を出し、「Update game data」を押して設定ファイルのロード画面を出します。

  ロード画面の右上にある「Load update file」を押して、出てきた画面で先程拡張子を変えた設定ファイルを指定します。

  正常に認識されると以下の表示になると思います。

  先程のファイルは1つですが、内部に5つの設定データが入っていました。
  不要なデータもあるかもしれませんが、入れておいても問題はありません。

  後は右側の「Make update」ボタンを押すとアップデート完了です。
  完了後は右側に縦に通っている青い線が黄色の線に変わるはずです。

  これですべての作業が終了しました。 ACCがやっと使える状態になりました!

ACCの使い方


  実際の使い方ですが、ゲーム内のクルコンの使い方とほぼ一緒です。 大きな違いは「User defined speeds」等で設定されている速度をショートカットキーの感覚で使える事です。

  通常であれば、任意の速度まで自分で持って行ってクルコンセットをする形ですが、適当な速度でセットしたスピードのキーバインドを押せば、その設定された速度をクルコンに代入してくれます。

  基本的には走行中に使うのですが、条件がそろえば停車状態からクルコンセットによる発車も可能です。

  ここで注意が必要なのですが、ACCが使っているキーバインドとゲームや他のソフトで使っているキーバインドは排他利用できません。
  例えばETS2の0キーでコンソール機能の視点移動を行う場合、移動にテンキーを使います。
  デフォルトのACCはテンキーに速度割り当てがあり、実際に速度を入力している状態だと、条件次第では勝手に発車する可能性もあります。(これはサイドを引いていれば回避可能ですけどねw)

  ACC自体は結構いろんなキーに操作がアサインされてますので、キーバインドの内容を確認してから使うようにしましょう。

  私の例で挙げますと、配信ソフトのOBSでテンキーの1~6をシーン切り替えで使ってます。
  これとACCが被るので、ACC側の大半の10キー割り当てを消去してます。
  また、HomeやEndキーも使ってますし、テンキーの*もETS2RLで使ってたりするので、調整が大変面倒でしたorz

FAQ

Q:OSが32ビットか64ビットか解らない。
A:OSによって確認方法が違うので、ご自身のOS名等で検索してみて下さい。

Q:ゲームがどっちのバージョンで動いているか解らない。
A:ATS/ETS2を起動してプロファイルを選択する画面の左上に書いてます。

Q:ゲームを起動する度にACCが自動起動してウザい! なんとかならない?
A:プラグインを入れている状態であれば仕様です。 プラグイン(DLL)を削除するしか方法が
ありません。

Q:ゲームのアプデでACCが使えなくなったけど、自分でiniを作る方法を教えて。
A:私も勉強中です。 もし手順が解れば別記事で書きたいと思います。

Q:ゲームがアプデする度に設定ファイルを入れなきゃダメ?
A:ACCはゲームのEXEを見て起動・動作するシステムが入ってます。 そのEXEを認識するのにCRC等の数値を使っている為、アプデの際にEXEが変更されるとその数値が変わってしまう為、高確率で動作しなくなります。 逆に言うと、EXE以外の変更(def.scs等の周辺ファイルなど)ですんでいる場合は、そのまま使える可能性が高いです。



  今回は思ったより長文になってしましました。 もっと簡略化出来ればよかったのですが・・・
  普段はMTでプレイしている関係上クルコンは余り使わないのですが、MP配信の際の先頭引きとかには有効なツールと思っているので、今後も使って行くと思います。

  あまり使い方が解っていない状態での解説ですので、理解不足や使い方のミスもあるかもしれません。
  もし質問や指摘がございましたら、当記事のコメントにて頂けるとありがたいです。


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2 件のコメント :

  1. エッグマン2017年3月30日 19:46

    ベンリそうなので導入してみますね。

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    1. エッグマンさん、まいど!
      ゲームのお供に最適なツールですぜw

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