ETS2 ハンコンにウインカーレバーを付ける パーツ選択編

  どうも、け~えすです。
  今回も「実際の作業」は一つも出てきません。 お許しください。

  今回は実際に「どんなパーツを使うのか」と「どこで買うのか」を中心にお送りします。
  前回の記事をお読みになられてない人は、先に読んでからこの記事を読み進めて下さいね。

必要なパーツを考える

何を使うか、どう使うか

  さて、必須パーツの選択をして行きましょう。 ここではある程度「完成したイメージ」を思い浮かべながら読んで行くと良いかもしれません。 前回の記事にも書きましたが、行程表を作った上で呼んで頂けると、より理解が深まるのではないかと思います。

  まずはウインカーを取り付けるのに必要なパーツを考えて行きます。
  御自身のハンコンの取付環境はどうなってますか? 毎回遊んだ後にハンドルを取り外しますか? それともハンドルラックを組んでいますか? 専用の机に固定したままですか?

  これは実は重要なヒントになります。 私の場合は「毎回遊んだ後にハンドルを取り外す」人でして、なのでハンコンと増設レバーを一体化しないと取り外し作業が面倒になります。
  これにより私のウインカー取り付けの最終目標が「追加のUSBコントローラーと増設レバーはハンドル本体に固定し、取り外しはハンコンのステーを動かすだけでよい」形で考えてました。
  また、ウインカーだけでなく、リターダ・排気ブレーキ・トレーラーブレーキも追加したいと考えておりました。
  ますは、自分が「最終的にどんな形態でウインカーを増設したいか」今から考えておいて下さい。

  それを踏まえて、必要そうなパーツ類を色々と列挙していきます。 そこに細かい補足説明も入れて行きます。 併せて、自分か購入した物やお勧めの物があれば、購入先の商品ページへのリンクも入れて行きます。

トグルスイッチ

  レバー動作を再現するのに最適なスイッチです。 結構色々と種類あるので、購入ミスには十分注意しましょう。
  Web通販で色々と見つかると思います。 サイズやスイッチ数、極数やメーカーなど色々と違いがありますから、何を買えばいいのか解りにくいと思います。

  前回の記事を参考に、どの動作のトグルスイッチを買うかを考えましょう。
自分の場合を例に挙げると

初期構成
・ウインカーレバー ON-OFF-ONの3極モーメンタリトグル フジソク 8D1041-Z
・リターダレバー  同上                     ミヤマ MS500EMF
・排気ブレーキ   ON-OFFの2極オルタネイトトグル    フジソク 8D1011-Z
・トレーラーブレーキ ON-OFFの2極モーメンタリトグル  ミヤマ MS500BMF
リンクはすべて「マルツオンライン」の商品紹介ページです。

構想中の構成
・ウインカーレバー ON-OFF-ONの3極モーメンタリトグル YEC TS74AM
・リターダレバー  同上                     YEC TS74A
・排気ブレーキ   同上                     YEC TS74AM
・トレーラーブレーキ ON-OFFの2極オルタネイトトグル  YEC TS46A
リンクはすべて「加藤用品」の商品紹介ページです。
ここは納期が長いので、短納期希望の場合はモノタロウをどうぞ。

  加藤用品はYECについては取り寄せ必須で問屋に在庫が無いと数週間待たされますが、YECの価格は他よりもかなり安いです。 モノタロウは在庫を置いてるので納期が早いです。

  上記以外にも色々とスイッチはありますので、自分が使いたいスイッチを良く検討してみて下さい。
  ちょっとしたアドバイスとして、自分が選ぶ時の注意点を箇条書きしておきます。

・スイッチに基台(スイッチ下部の部分)のサイズが取付部分に収まるか。
・スイッチ固定用の付属ナットのサイズ(自在ステーの取り付け穴のサイズに関連)
・トグル部分の長さは十分かどうか。

  ナットサイズについては自分もミスをしてまして、フジソク・ミヤマのスイッチを買った際にナットが8mmだったんですが、内径が6mmと思いこんで6mm穴のステーを買ったら入りませんでしたw
  多分6.2mm径なんだと思います。 この辺りは実物で試さないと厳しいので、ステーの購入を検討される場合でホームセンター等で買う場合、スイッチ本体を持ちこんで入るかどうか試した方がいいと思います。

USBコントローラー基板

  これも色々とやり方があります。 例えば「今使っていないUSB接続のゲームパッドが余っている」人だと、これを使えば購入費用が抑えられます。 但し分解とはんだ付けが必須になり、色々と事 前に調べる事も多く、初めての人にはお勧めできません。
  そうなると「汎用USB基板」が導入には便利かもしれません。 概ね2~3000円程度で購入でき、キット売り(はんだ必須)から完成品販売もあるので、ご自身の環境に併せてご検討下さい。

  また、その際には「使えるボタン数」も要確認です。 ウインカーで2つ、リターダで2つ、排気で1つ、トレーラーブレーキで1つの計6個必要です。 今後増やす予定でお考えの人ならば、そのあたりも見込んで選択する必要があります。

  自分が使っている基板を紹介しようと思ったのですが、残念ながらAmazonでの取り扱いが無くなったようです。 代替商品として「RIVIVE USBキット」又は「RIVIVE USB 組立済」(共にAmazon商品ページ)をお勧めしておきますね。
  RIVIVEにケーブルを結線する時にはんだごてを使うと、熱でICが飛ぶ可能性があります。 はんだづけに慣れていない方は「ブレッドボード・ジャンパーワイヤ(メス-オス)」(Amazonの商品ページ)等を流用し、コネクタで接続する方が安全です。

ケーブル

  トグルスイッチと基板を接続するのにケーブルが必要になります。 購入したトグルスイッチに併せたケーブルが必要になります。 重要なのは線の太さです。

  大電流が流れる訳ではなく、また基板やスイッチ類も大抵は電子部品の範疇に入りますので、電子部品用の細いケーブルで問題無いと思います。

  ある程度の余裕を持たせた長さを買う事をお勧めしておきます。 ホームセンターなどでは細い線が入手しにくかったり高かったりしますし、電子部品通販だと送料無料はほぼありませんので、 後から買い増す場合に送料・振り込み手数料等で案外お金が掛ります。 余らすぐらいがちょうどいいと思いますよ。
 
 自分が買ったのケーブルは共立エレショップの「AGW26x4芯並行コード」ですが、トグルスイッチ等をマルツオンラインで買うなら「フラットケーブル10芯」を一緒に買うのもいいかなー?

取付ステーやケース

  本体に穴をあけて直接取り付けないのであれば、ステーやケースが必要になってくると思います。
  この辺は本当に「現物併せ」で考えて行かないとダメなので、これが正解って物もありません。

自分の場合ですと
・USB基板用に小型のネジ入れ(汎用ケース)を使う
・スイッチ固定方法に、自在ステーを使用。 その後「汎用ケースへ固定」に変更したので不要に。
・汎用ケースに固定したけど、細かい問題が出たので本体に直接固定する事に。ケース不要w
って流れになりましたw

  これらは本当に「取付方法で変わる」ので、今後の制作記事を参考に、ご自身でどう取り付けられるのかを考えて選択・購入して下さい。

その他

  取付方法によっては、木ネジやボルト・ナットが必要になったり、コンパネやアングルが必要になったりします。 その辺はご自身でご検討下さいませ。

購入時の注意点

  Amazonあたりで購入する場合は送料無料の商品も多いですが、今回取り上げたAmazon以外の通販ショップの場合送料無料になるにはある程度の金額の購入が必要になります。

  よって、購入時に出来るだけ同じショップで一括購入する事を念頭に購入先を考える事により、送料などを圧縮する事が出来ます。 小さい金額ですが複数のショップで買っちゃうと結構嵩みますので注意するべき点だと思います。

必要な工具を考える

  必須工具から「あったらいいな」レベルの物まで、適当に書いて行きます。

はんだごて

  電子部品のトグルスイッチなら、ほぼ配線へのはんだ付けが必須になります。 電子工作用なら最低20wクラスが欲しいのですが、メンテや他の事に使う事を考えると、30w以上を買うのが良いと思います。
  今回の作業では何かにつけて使いますので、はんだコテをお持ちじゃない人は「海外無名メーカーのセット品」を買うのが良いと思います。 今後の使用頻度が増えるなら、国内メーカーの物も選択肢に入ってくるとは思います

  ただ国内有名メーカーの30wクラスを買うとこてだけで1500円ぐらいしますし、こてを置くコテ台も1000円ぐらいします。
  セット物だと、こて・コテ台・はんだ・ハンダ吸い取り機とかセットになって2000円ぐらいです。

  自分が買ったのは、Amazonの「AngLink ダイヤル式 電気 はんだこて セット」(Amazonの商品ページ)です。そこそこしっかりしたコテ台&温度調整式こてにその他色々セットになっているので、お値打ちかなとは思います。ですが、温度調整は余り当てにしないでくださいw 

  国内メーカーなら「goot 電子工作用はんだこて セット」(Amazonの商品ページ)が安くていい感じです。 こて先の予備とか吸い取り機等が無かったり、コテ台の安定度に不安があったりしますが、その辺をOKとするならAngLinkより安いです。

ドライバーとかペンチなど
  100均でもいいんだけど、ドライバーはそれなりの物で揃えた方が精神的に楽かも。
  個人的には、柄の部分がプラスチックの奴は滑りやすくてネジをなめやすいと考えてるので、ベッセルあたりの「今回の用途では必要十分な品質で、比較的安い」物を買う事をお勧めしておきます。

  ペンチは100均でOKかな? 今回使う程度なら、ラジオペンチが1本あると便利な所もあるかも。

  スパナは12mmぐらいまであるといいかなって感じですね。 自動車・バイクをお持ちなら、積んである純正工具で代用可能。

ホットボンド(グルーガン)
  配線とか小物を固定するのに便利。 とりあえず使いたいなら100均の物でも十分使えます。

伸縮チューブ
  はんだ付けした配線の保護に便利。 絶縁テープでも代用可能ですが、どうしても径が太くなるのでこっちの方がスマートです。 熱入れはドライヤーでやれば簡単に熱が入りますよ。
  ホームセンターの電気配線とかの売り場で2~300円程度で購入可能。 使う配線の太さを良く確認の上購入しましょう。 チューブが太すぎると縮み切っても密着せずにスコスコ動く事もあるし、小さいと配線が入らなくなりますからね。

電動工具
  今回の為に買うってのは正直勇者レベルだと思います。 やめておきましょうw
  自分は元々日立のインパクトドライバーとPROXXONのミニルーターを持っていたので、ちょっとだけアタッチメントを買い足しただけです。 100均も利用して、全部で1000円掛りませんでした。
  新たにインパクトを買うだけでも数万円掛りますし、現実的ではないですよね。

両面テープ
  穴あけをしない取り付けを行う場合、かなり使うアイテムの1つです。
  100均で売っている物は総じて粘着力が弱い物or強いがはがしにくい物が多く、正直使い勝手が悪いです。

  個人的にはカー用品のエーモンが出している粘着テープがお勧めです。 大抵3M製品のOEMなんで性能は折り紙つきです。(カー用品やホムセンで購入可能)
  「室内用強粘着」だと粘着力が高い上にはがしやすかったりします。
  大抵の車外用は粘着力がめちゃくちゃ高いですが、はがす事を考えてませんのでご注意を。
  正直値段は高いです・・・ この辺りでお勧めの物を御存知ならコメント下さいm(__)m

購入先のリンク集っぽいもの

自分が実際に使っているショップのトップページへのリンクを置いておきます。

電子部品系(スイッチ・コネクタ・ケーブル等)
マルツオンライン
秋月通商
共立電子
USBコントローラー基板は、Amazonだけじゃなく共立や秋月でも取り扱いがあります。

カー用品系(ホーンスイッチ・専用ステー)
加藤用品
モノタロウ(個人向け)

工具類(はんだごて等)
Amazon
モノタロウ(個人向け)

小物等は100均(ダイソー)やホームセンター(コーナン)で現物確認をしてから買う物も多いです。
木材・アングル・ステー等はコーナンで買ってました。 現物確認出来るので楽なんですよw


  パーツ紹介はこの辺で終了します。
  次回はやっと作業紹介となります。 ハンコン本体加工を行わない「見栄えは悪いが簡単作業のレバー取付編」を書いて行きたいと思います。


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