ハンコン改造シリーズも一応の完結しましたが、いかがだったでしょうか。
私と違ってかなり本格的に改造されている方もいらっしゃいますが、その中の一人でもあるかみかみさんのコクピットの紹介&解説をさせて頂きたいと思います。
いきなりですが、全体図がこちらになります。
簡単に説明しますと・・・
ハンコンは スラストマスターのT300 Ferrari Integral Alcantara Edition+TH8A+T3PA-Pro。 これをコクピットベースのGTD-SSにセットしており、ベースごと移動も可能にしているとの事。
スラストのハンコンは詳しくないのですが、ちょっと調べてみるとAlcantaraエディションはどうもフェラーリ599XXのハンドルレプリカを使った特別仕様っぽいです。 上の写真ではT300用の別売りウッドハンドルに換装されております。
ハンコン本体上部についてるデジタルインジケーターはSLI-Proだそうで、DLL等でゲームから実データを取り込んで表示させる事が出来る上に、スイッチ取り出し用の基板も入っているそうです。
この写真を撮影した時はSLI-Proでスイッチコントロールを行っていたそうです。
んで、実際のウインカーレバーを加工方法なんですが・・・
最初にかみかみさんのツイッターで写真を見た時に、その発想に驚いたんですけど、ハンドルベースの板の上に木の板を置いて両面テープ+万力で固定。 そこに棚用のアングルを立ち上げてそこにYECのホーンスイッチ用L型ステーをネジ止めしてます。
また、エンジンスイッチも木の板に固定してるそうで、これはディーゼル発動機用のキースイッチを流用されてるとの事。
反対側とシフトはこんな感じです。
シフト部にもプッシュスイッチを2つ付けており、これでレンジとスプリットの切り替えを行っているそうです。
木の板を使う事によりハンコン本体の加工を一切行わない作業か可能であることと、移動可能なハンドルベースを使う事により、取り外しが面倒な万力での固定なども気にならなくなる合理的な組み方を実現されてます。
ゲーム以外で使う時はハンドルベースを移動させるそうですが、そうなると移動時に面倒な配線関係がどうなっているのかが気になります。
ここでも取り外しか簡単に出来るようにこんな配線をされてました。
はい、LANケーブルです。 専用工具があれば結構簡単にLANケーブルが作れるのです。
なによりLANケーブルの内部に8本の電線が入っているので、1本でかなりのスイッチを配線する事が可能ですし、接続・分離が非常に簡単です。
この方法、今度パクらせていただきますw
ハンコンのスイッチ配置とキーアサインの表を頂いたのでご紹介します。
ハンドルの絵の下の奴はフライトシミュレーター用のスイッチBOXだそうで、最初のコクピットの写真の右側の箱がそれです。
レバーを6本+キースイッチを追加してもボタンが足りず、持っていたスイッチBOXにも割り当てをしているそうです。
以上でコクピット紹介を終わります。
内容を見てお気づきの方もいるかと思いますが、かみかみさん自体は元々フライトシミュレーターを主に遊ばれていたそうで、その事からもコクピット制作の経験や知識が豊富にお持ちなのではと思っております。
フライトシミュ用のスイッチBOX流用とか、LANケーブルを使うとかって、その辺りから出て来たんだなと思いますし、自分では出てこない発想だったので非常に新鮮で驚きが一杯のコクピットでした。
今回掲載に当たりましては、かみかみさんに色々とこちらの無理を聞いて頂き、写真とかも追加で撮影して頂いたりと、感謝で頭が上がらない状態でございます。
本当にありがとうございました。
今後も他の人のコクピットも取りあげたいと思っております。 「俺のコクピットを取り上げろや!」って人も大歓迎です。 私のツイッターやブログコメントでご連絡下さい。 お待ちしております。
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