ETS2 ETS2SCA Prerelease Rev1を試す その2 導入方法

どうも、け~えすです。

ETS2SCA Prerelease Rev1記事の2回目で、今回はインストール手順の解説となります。

ETS2SCAは本体だけでは動かず、各ユーザーが再生する音声を用意する必要があります。
その部分も含めて解説していきたいと思います。

2019/05/17 音声出力ツールにSoftalk版が出ました。 音声エンジンに直接アクセスして作成する方式なので、棒読みちゃん用音声出力ツールが正常に動かない人にも使える可能性が高いです。 FAQにその辺を追記しました。


ETS2SCAの入手方法

 今までのETS2SCAは1パッケージで配布されているのですが、今回のPrereleas系は実行ファイルのみの配布となっております。
まず、このPrerelease Rev1をダウンロードします。 ダウンロード先はこちら(直リンク)

補足
記事作成時点で、「ETS2SCA Prerelease Rev1.1」が公開されています。 ダウンロード先はこちら(直リンク) アップデート内容については、同梱の修正履歴.txtで確認してください。 導入手順については変更ございません。

ファイルを解凍して頂くとDocumentフォルダの中に「修正履歴.txt」があるので、下の方にあるPrerelease Rev1の修正履歴の先頭に移動して下さい。

その下あたりに 「1218ddβ4h」と「1218dd Prerelease」のファイルの直リンクが記載されていますので、この2つもダウンロードしてそれぞれ解凍して下さい。

アナウンス用の音声ファイルを各自で作る必要があるので、「ETS2SCA利用手引き・注意点」(リンク)にアクセスし、「Voiceroid/Voiceroid2/棒読みちゃんからWav出力」の音声出力ツールをダウンロードして下さい。
・ets2sca_bouyomichan.zip   (棒読みちゃん専用)
・ets2sca_voiceroid(plusEX).zip (Voiceroid+、同+EX専用)
・ets2sca_voiceroid2.zip    (Voiceroid2専用)
となっております。 ダウンロードの際にはご注意ください。

お願い
「ETS2SCA利用手引き・注意点」は、利用前に必ずすべて目を通してください。 制作者であるうなちょさんからの説明や注意点、利用や問い合わせに関するお願いが書かれてております。 それらをしっかりと理解した上で利用するようにしてください。

また、「ダウンロード先が書かれていない・解らない」ってしょうもない質問を関係者にしないでください。 それは、あなたが全文を読んでいない証拠です。

ここまで出来たら準備完了です、次にファイルの統合を行います。

ETS2SCAのファイル群を統合して、Prerelease Rev1を作る

注意! 
複数のファイルを解凍しそれらのファイルをコピーするので、コピーミスなどに注意して捜査して下さいね。

まず統合先のフォルダとして、新しいフォルダを1つ作ります。 フォルダ名は任意で大丈夫ですが、解りやすくするために「Rev1-tougou」とします。

このRev1-tougouフォルダに、1218ddβ4hの中にある
・Resource フォルダ
・ETS2StatusChangeAnnouncer_0_ETS2.config ファイル
・ETS2StatusChangeAnnouncer_1_ATS.config ファイル
をコピーします。 この3つはETS2SCAの実行ファイルの1部になっています。

これとは別に、「ets2sca_voice設定変更用」フォルダも作業で必要なのですが、こちらは案内音声を作るための作業用ファイル群になるので、Rev1-tougouの中に入れてもいいですし、別フォルダで管理してもOKです。

これで 1218ddβ4hフォルダから必要なファイルを抜いたので、次に「1218dd Prerelease」の中身をコピーする事にします。
このフォルダからは、音声ファイル作成用のファイルをコピーするだけになります。
・VoiceroidからWav出力_Voiceroid2版設定.ini
・VoiceroidからWav出力設定.ini
・ETS2SCAアナウンス用語_prerelease差分.txt
この3つを、「ets2sca_voice設定変更用」の中に上書きコピーして下さい。
これで1218dd Prereleaseの作業は終わりました。

次にPrerelease Rev1のファイルをコピーします。
こちらは「ETS2StatusChangeAnnouncer.exe」 をRev1-tougouに上書きコピーするだけです。

以上で動作環境の統合が完了しました。 次に音声ファイルの作成に入ります。

アナウンス音声の作成

アナウンス音声ですが、今まで紹介したソフトとは別のソフトが必要になります。
配信時のコメント読み上げ等で有名な「棒読みちゃん」とか、音声作成ツールの「Voiceroidシリーズ」などの、「声をWaveファイルで作成・保存できるツール」が必須となります。

棒読みちゃんやVoiceroid以外にも音声再生ソフトはありますので、それをお使いになっても問題はございません。 ご自身の声を録音し、加工して流すのもOKです。

ETS2SCA専用アナウンスを制作する補助ツールでもある「音声出力ツール」は、棒読みちゃん、Voiceroid+、同+EX、同2に対応となっておりますので、このツールに対応している音声出力ソフトをお持ちの方は、それをお使いになる事をお勧めします。

VoiceroidシリーズはAHSで販売されている有料ソフトですが、棒読みちゃんはフリーソフトなので無料で入手可能です。

前置きが長くなりましたが、今回は棒読みちゃんを使った音声出力手順を説明していきます。

棒読みちゃんの入手と動作確認

棒読みちゃんの入手先はこちら(リンク)
必ず最新Verである1.11.0Beta16をお使いください。 棒読みちゃんの導入方法は、同梱のReadme等を読んで各自で行ってください。 動かない場合は多分.Netフレームワークが入ってないんだと思います。


作業前に棒読みちゃんの動作確認を行います。
起動したら赤枠の部分に何か文章を入力し、左上の青枠の所の左側のボタンを押してください。 赤枠で入力した文章が読み上げがれるはずです。

読み上げが出来たら、青枠の右側のボタンを押してファイルで保存します。 任意のファイルネームで保存し、音楽再生ソフトなどで正常に再生できるか確認してください。

 上記2点で問題が無ければ、音声ファイルの作成に移ります。

音声ファイルの作成前の下準備

作成に必要なものは
・棒読みちゃん
・音声出力ツール(うなちょさんのHPからDLした棒読みちゃん専用の分)
・設定ファイル(「ets2sca_voice設定変更用」の中にある)
 の3つです。

作業に入る前に1つ手直しをします。
「ets2sca_voice設定変更用」フォルダの中にある「棒読みちゃんからWav出力設定.ini」をテキストで開いてください。 設定内容が掛かれており、下の方に数値設定の項目があります。
棒読みちゃん用の設定ファイルが更新されておらず、一部の設定が抜けているのでそれを書き足します。

17=ワイパーと53=速度案内の間に
47=ナビ関係
48=警告関係
49=担当変更
の3つを追加して下さい。

(Voiceroid系のiniは更新されているので、この手直しは不要です)

手直しが済んだら音声出力ツールの「棒読みちゃんからWav出力.exe」を「ets2sca_voice設定変更用」フォルダにコピーします。
コピーが済んだら、「ets2sca_voice設定変更用」フォルダの中に「Resource」の名前で新しくフォルダを作ってください。 これで準備完了です。

アナウンス音声の作成


ます棒読みちゃんを起動して、その後に棒読みちゃん用の出力ツールを起動します。 その際、この2つ以外のソフトの起動はやめておいた方が無難です。
また、音声出力中はPCを触らないでください。(理由は後述)

音声出力ツールを起動したらこんな画面が出てきます(自分の制作環境なので、自作のファイルも見えてますがお許しを)
 
最初の選択では、制作したいアナウンス文のtxtファイルを決めます。
テストもかねてPrerelease差分の方を先に作ります。 制作個数が6個なのですぐ終わるからです。
選択したら 開くを押します。 次にこんな画面になります。

ここでは、制作した音声ファイルの出力先を決定します。 とりあえずResouceを選択して「フォルダーの選択」ボタンを押します。 これを押すとさ出力作業が開始します。

出力作業が終わると、「終了しました」と小さなウインドウが出ますので、OKを押して消してください。 これで完了となります。

次に完成した音声ファイルの確認です。 Resouceフォルダを開いて中身を確認しましょう。

念のため、出来上がったファイルを音楽再生ソフトで再生してみてください。 ファイルネームの文章と音声が一緒なのかを確認します。
文章が間違っていない&音声の潰れや雑音が無い事を確認出来たらOKです。

次に本体を作成します。 棒読みちゃんを起動したままで音声出力ツールを起動してください。
最初のtxt選択は「ETS2SCAアナウンス用語_ATSマイル対応.txt」を、出力先の選択は「Resouce」を選択して下さい。
500ファイル近い音声を出力するので、数分から十数分掛かります。 この間そのPCで別の作業とかをすると出力作業が中断されますので、終了するまでPCを触らないで下さいね。

ちょっと余談も入るのですが、音声出力ツールの動作について説明します。
音声出力ツールはいわゆる「マクロツール」に分類される動作を行うもので、txtと出力先を設定した後は
1.棒読みちゃんにアナウンスの文章を自動入力する
2.その後出力キーを押す
3.保存するファイルの出力先とファイルネームを自動入力する
4.保存の完了を確認後、1に戻る
といった動きを行います。 なので途中で別のソフトを立ち上げたりすると、そのソフトにフォーカスが移動してしまい、そのソフトに対して自動入力を行おうとして動作が止まります。

また、あくまで「自動入力」を繰り返す仕様なので、ラグ等の不確定要素で実際の音声とファイルネームが同一でないものを生成する可能性があります。
最終的には500ファイル以上の大量のファイルが作られれしまうのですが、念のため作った音声に問題が無いかすべて確認する事をお勧めします。

ちなみに私も、制作中に1回だけファイル名と音声内容が違っている物が作られたことがありました。 何十回と作った内の1回なんで確率は非常に低いのですが、0ではないので注意するに越したことはありません。 念のための注意喚起としてお読みください。

音声ファイルをEST2SCAのフォルダにコピーする

音声ファイルの作成と確認を終えたら、次は音声ファイル群のコピーをします。
ETS2SCAが置いてある「Rev1-tougou」の中に棒読みちゃんで作った音声ファイルをResouceフォルダ事丸ごとコピーします。

以上でETS2SCA側の導入作業はすべて完了となります。

ETS2 Telemetry serverの導入

ETS2SCAを使う際の必須ソフトでもある、ETS2 Telemetry server(以下ETS2TS)をインストールします。
すでにETS2TSを導入されている方は、この作業は不要です。

ETS2TSのダウンロード先はこちら(リンク)
リンク先のページに飛んだら画面右側の下の方に緑色の「Clone or Download」ボタンがあるのでそれを押します。 下に画面が伸びるので、右下の「Download Zip」を押してください。 自動的にダウンロードが開始します。

ダウンロードが終了したらファイルを解凍します。 解凍したら解凍先の「server」フォルダを開き、そこにある 「Ets2Telemetry.exe」を起動してください。

Ets2Telemetryの初回起動時には、DLLのインストールを促す画面が出てきますので、OKを押してインストールしてください。
これでETS2TSの導入は完了です。

ETS2SCAの起動

これですべての準備が整ったので、ETS2SCAの起動を行います。
今回のVerからETS2TSの同時起動は不要になりましたので、ETS2SCAのみを起動させます。
起動直後にはSCAで使うファイルのロード画面(スプラッシュ画面)が表示され、数秒後にこの画面が出てきます。

無事起動できれば、導入手順は問題なく出来たと判断できるかと思います。
これにて導入手順の説明は終了です。

多分来るであろう質問に対するFAQ

Q. 音声出力ツールのダウンロード先が解らない

A.リンク先にしっかりと書いてますよ? 全文をよく読んでください。 

Q.音声出力ツールが正常動作しない・途中で止まる

余談にも書いてたんですが、音声出力ツールは「自動入力ツール」なので、一部の環境では正常に動作しないケースが報告されています。
音声出力ツールはSCAの作者とは別の方が作られたのですが、音声出力ツール公開当時にSCAのテスターも含めた複数人で確認したんですが、なぜが誰一人その不具合を再現できませんでした。

その後何度かその不具合に対する修正をされたのですが、現在もお使いになれない方がいらっしゃるようです。

当Blog内でその不具合が解消されな人向けに、棒読みちゃんで作成した音声データを公開しておりますが、本Verに完全対応した物ではありません。
記事公開後に本Ver用の音声ファイルを作成し、公開する予定です。 この記事が公開された1~2日後にこの記事(リンク)を確認してください。
追記:Rev1対応版の音声ファイル詰め合わせを公開しました。

このファイルは「音声出力ツールが正常に動作しない人専用」となっております。 自分で作成できる人はDLしないでください。

追記
因幡ここね氏が、Softalk版音声出力ツールを作成されました。 ダウンロードはこちら(直リンク)
音声エンジンが棒読みちゃんのエンジンと同じ会社の物を使っており、ほぼ棒読みちゃんと同じ音質で作成できます。

このツールは音声エンジンに直接コマンドラインを送って作成する方式を採用しているため、棒読みちゃん用音声出力ツールが正常に動作しない環境の方でも使える可能性が非常に高いと思われます。

別途softalk(公式HPへのリンク)をDLする必要がありますが、非商用・個人使用の範疇であればフリーソフトとして使用可能です。
使い方は、音声出力ツールに同梱されているReadmeをお読みください。

Q.音声ファイルの読み上げ文章がおかしいぞ!

Q.読み上げ文章を自分で設定したい

A.ETS2SCAで公開されている「アナウンス用語」ファイルですが、各音声ソフトに対して出来るだけ正常に読み上げ・保存がされるように手を加えてあります。

但しお使いのソフトの辞書設定や使用環境によっては、読み上げ文章が意図した文章と違ってしまうケースがあります。
この場合は、このアナウンス用語の該当部分を自分で修正して頂くか、音声ソフトの読み上げ設定や辞書関係の修正で対応して頂く必要があります。

アナウンス用語の文法は決まっていますので、元の文章を丸ごとコピーして、別のテキストファイルに張り付けてから修正する方法をお勧めします。
この方法は、自分で好きな文章を喋らせる手法にもなりますので、併せて解説します。

例として、「ETS2SCAアナウンス用語_prerelease差分.txt」の49-0の文章を使います。

テキストファイルを新規作成します。 ファイルネームは任意でOKですが、今回は「prerelease差分の修正版.txt」とします。

ETS2SCAアナウンス用語_prerelease差分.txtをテキストエディタで開き、49-0の文章を文頭からコピーします。
「49,0,ここからは、わたしが担当します!わたしって誰って?声で判断してくださいよー?」の部分ですね。

これを「prerelease差分の修正版.txt」に張り付けます。

次に本文を好きな文章に変更します。 ここで気を付けるのは、文頭の「49,0,」を消さない事です。 ここは音声出力ツールで使う部分で、ここが無いと正常に音声が作成されません。
また、この番号を変えてしまうとSCAのアナウンスもおかしくなるので、必ずこの部分はそのままにして下さい。

私の場合は「49,0,ここからはわたくし、結月ゆかりが担当します 」と作り変えました。 自分のSCAのアナウンス音声は、Voiceroidの結月ゆかり+EXを使っているのでこう作り変えました。

ちなみに文中で「私」ではなく「わたくし」とひらがなにしているのは、「私」の場合だとソフトによって「わたし」or「わたくし」と発声してしまうための対策です。

読み間違い(発声間違い)は大抵漢字か数字(1とか)を使った文章で発生していると思うので、そこをひらがなやカタカナに変えるだけで読み間違いは修正できると思います。

修正が終わったら音声出力ツールで出力してあげましょう。 1ファイルだけなのですぐ終わりますね。

完成したWaveファイルをコピーする際には、Resouceフォルダにある元の49-0のファイルを先に削除する必要があります。

文章が変わっているので同じファイル名にはならないので、コピーしただけだと49-0ファイルが2つある事になります。

これで修正作業は完了です。 SCAを起動して実際に試してみてください。

Q.Voiceroid用の出力ツールの使い方は?

A.棒読みちゃん用出力ツールと扱い方は一緒です。

Q.Voiceroidのアナウンス音声を公開してほしい

A.Voiceroid制作元のAHSに確認したところ、「Voiceroidを所持していない方へのVoiceroidで制作した音声ファイルの配布は、有償・無償に関係なくNGです。」と返答を頂いております。
これはSCA製作者のうなちょさんとけ~えすがたまたま別々にAHSに問い合わせをし、両方ともに同じ回答を頂いているので間違いはありません。 ぶっちゃけ著作権に絡んだ問題になると思います。  なのでVoiceroid系の音声ファイルの配布は絶対に行いません。

当然ですが、その他のユーザーさんがSCA向けのVoiceroid音声の配布をすることもNGですよ? それで炎上とかなったらETS2SCAの公開停止もあり得ますし、ETS2SCAの配布用HPにもしっかりと明言されてます。 ご注意ください。


ちなみに棒読みちゃんについてですが、ソフト製作者様と音声エンジンの制作メーカーの両方に確認したところ、「棒読みちゃん1.11.0Beta16で制作した音声ファイルの配布については制限は設けない」と回答を頂いたので配布しております。



今後もFAQは追記する予定です。

次回はSCAの設定方法について解説していきます。


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