昨日EB1.35を配信しながらテストしてたんですが、ある程度チェックしてから配信を終えてBlogを書いて即寝ましたw
朝起きてツイッターを見たら、DirectX11で動くオプションスイッチが公開されてますよって連絡を頂いたので、慌てて再テストしました。
DX11に関する事を中心に、追加で分かったEB1.35の新要素を追記していきます。
19/05/06 緊急給油の説明を追加
19/05/08 USBコントローラーの認識タイミング、DX11専用V-syncを追加
EB1.35でDirectX11でプレイできるオプションが追加
現状本当にバグが多いので、安定動作する人・しない人に分かれます。 また、DX11だと起動すらしない人も出ているようです。 オープンベータのころには安定しているかもしれないので、ダメな人はもうちょっと待ってみましょう。 EB中のアップデートでも改善するかもしれませんしね。EB1.35でDirectX11で起動させる方法
ATSでDX11を使う時には以下の2パターンがあります。・Steamの起動オプションに「-rdevice dx11」を付けて起動する。
・config.cfgの中にあるuset r_device "dx9"をuset r_device "dx11"に書き換える。
です。
Steamの起動オプションを使っても、結局はconfig.cfgを書き換えるので、結果としては一緒です。
また、1回でもDX11で起動した場合、config.cfgを手動で書き換えないとDX9で起動しません。 起動オプションを消しただけではDX11で起動し続けるのでご注意ください。
DirectX9に戻したい場合は、Steamの起動オプションに「-rdevice dx9」を付けて起動するか、config.cfgの中のuset r_device を"dx9"に手動で書き換えてください。
DirectX11でプレイする際の注意点
まだ出たところで色々と不具合が多いです。 自分が知っている範囲になりますが、以下の不具合があります。・そもそもDrectX11で起動するとすぐ落ちる。
環境によっては起動すらできない人も少なくない数いらっしゃる模様です。
落ちる人は新規プロファイルで試してみてください。 ツールやMODは一切入れていない、クリーンな環境でチェックしましょう。
また、DX9系で使える美化MODやツール系は必ず外しましょう。 特にDirectXのDLLを乗っ取るタイプの奴は必ず手動で削除しましょう。 あれは新規プロファイルでも動いちゃうので・・・
・DX11のフルスクリーンで起動中、ALT+TABでフォーカスを切り替えるとタスクバーからATSが消える。
自分もこれが初期のころに発生してました。 タスクバーからATSが消え、タスクマネージャー上でもATSが無くなりますが、裏のサービスでATSが残ってます。 Steam上でも起動中の扱いになってます。 なので、落ちたらタスクマネージャーで残っているATSのプロセスを手動で落としてください。
対策ですが、Steamの起動オプションを使わずにDX11を使っていると、ALT+TABでもタスクが落ちることが無くなりました。
って書いた直後にALT+TABでタスクが落ちましたorz なぜ今まで落ちなかったのかが不明です。 条件も全く見当が付きません。
以下は落ちない人向けの不具合回避方法として念のため残しておきます。
ただ、ALT+TABで落とした後にATSにフォーカスを戻すと、100%の確率で画面がブラックアウトして動きません。 音は出てますし、配信中の時はXsplitのゲーム画面が動くようになってました。
この時にALT+Enterを押すと画面描画が元に戻りました。
・垂直同期が効かない
ゲームのグラフィック設定にある垂直同期が正常に動かないようで、設定を入れてもFPSが60を大幅に超えてGPUの負荷が95~100%あたりを行き来してます。
ただこの状態でも普通にプレイでき、特にラグったりもしません。 でもGPU使用率が高いままなので、GPUの温度がうなぎのぼりです。
こちらの対策としては、ドライバ側で垂直同期をONにすれば60フレームで安定して動きました。
対策後に色々と遊んでましたが、配信時にはレンダリングスケールを100%で固定してたんですがこれを150%変更し、さらにその他のグラフィック設定も軒並み1~2つほど上の設定に変更しました。
この設定で3画面スパンモード+Youtube配信を同時に行いましたが、GPU使用率80%台でFPS60ほぼ張り付きの状態を維持できました。 ちなみに場所はラスベガスのど真ん中ですw
DX11の威力を見せつけられた感じですね! はよETSにももってこいw
・まだ実装直後で不具合が多い
ちょっと遊んでみただけでもこれだけの問題が見えてきました。 まだまだDX11周りでは問題が発生するでしょうし、まだ見えてない(潜在している)バグも多いと予想されます。
エクスペリメンタルベータは「お試し版ベータ」の位置づけであり、オープンベータよりもよりバギー(バグが多い)な環境であることは間違いありません。
安定動作しない環境もあるかと思いますが、徐々に修正されていきますので、無理してDX11を使わないようにしてくださいね。
前回記事で書いていなかった追加要素
F7で追加された「トレーラーの調整」について
前記事では内容を確認してなかったので、DX11の確認と合わせてテストしてきました。このボタンですが、特定のコンテナ用トレーラーをトラックに接続している時に使える物です。
対象のトレーラーは、コンテナトランスポーターの「32フィート(または40フィート)伸縮式」、もしくは「53フィート スライディングタンデム」の2つです。
この2つのトレーラーのどちらかを自分のトラックに接続している時にF7を押すと、このボタンが押せるようになり、状態をその場で変更する事が出来ます。
伸縮式の場合だと、荷受け前に伸ばして大型コンテナを積み込み、荷下ろし後の回送の際にはトレーラーを短くして走るパターンで使えますね。
スライディングタンデムだと、リアの2軸を位置を前後に変更できるので、狭い道に入るときに軸を前にして回頭性を上げるとか、高速走行時には後ろに下げて直進安定性を上げるとかって使い方も出来ますね。
実際に変更して運転してないので、想定通りの動きになるかはわかりませんが、ちょっとしたロールプレイで使えるのでいいのかなと思ってます。
F7に追加された緊急給油について
走行中にガス欠した際に使える機能になります。 通常はグレーアウトして押せません。今まではガス欠した場合はF7でサービスに持って行って、そこで自動的に100Lの給油を受ける事が出来ました。
この機能を使うと、停止場所にガソリンを届けてくれます。 シチュエーションで変わるかもしれませんが、緊急給油を頼むと「待ち時間30分・1回300ドル程度の出費・50ガロン程度の給油」をしてくれます。
上記の通り以前はF7でサービスに飛ぶため、WoT貨物の運搬中にガス欠をするとワープ移動扱いになってWoT貨物が自動的にキャンセルされました。
WoT貨物運搬中に緊急給油を受けたところ、WoT貨物のキャンセルは発生せず、そのまま無事に運びきる事が出来ました。
田舎道のど真ん中だったんで、最寄のGSまで行くのに緊急給油を3回ほど使いましたけどねw
燃料残量警告が出てから慌てなくても済むのはありがたいですが、1回30分の時間経過が付いてくるので延着の可能性が上がります。 ご利用は計画的にw
USBコントローラーの認識タイミングの変更
自分はゲームをする時だけハンコン等を接続する人なので、ゲーム起動後に「あ・・・ コントローラー繋いでない」となってゲームを1回終了する事が結構あります。1.35ではコントローラー系の認識タイミングが変わったみたいで、後から繋いでも認識するようになってました。
以前だと、SCSソフトウェアのスプラッシュ画面(起動直後の画面です)以降では認識しなかったんですが、1.35からはセーブデータの選択画面で繋げても正常に認識してくれるようになりました。
DX11専用V-sync(垂直同期)オプション
ATSとETS2の1.35EBアップデートの中に以下の項目がありました。
Added v-sync support (r_vsync) (dx11)導入当初はDX11で垂直同期が死んでたんですが、DX11専用の別のスイッチを付けてきたようです。
- V-Sync value meaning:
- r_vsync 0 / 1 / 2 / 3 / 4
- 0 - v-sync off
- 1 - v-sync to monitor refresh rate
- 2 - v-sync to monitor refresh rate / 2
- 3 - v-sync to monitor refresh rate / 4
- 4 - v-sync to monitor refresh rate / 8
3と4が新規で追加された機能だと思います。 2はハーフリフレッシュレートと同等なんじゃないかなーと。
3と4を使う機会はあるのだろうかw
まだ未発見の新要素があるみたいなので、見つけ次第追記していきます。
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