G25一式を入手したんですが、G25のシーケンシャルシフトが使い勝手が良いもんで、G27にG25のシフトが使えないかと調べてみました。
案外簡単に使えそうなんで試したところ、正常に使えるようになりました。
備忘録代わりに記事を書いておきます。
変換ケーブルがぶっ壊れた際に困るのでw
簡単な解説
G25とG27のシフトノブですが、基本的には一緒の物です。内部基盤はほぼ同一ですし、この2つの違いって「シーケンシャルシフト用のギミック」と「シーケンシャル使用時のLED」ぐらいなんですよね。
内部的にはシフトレバーの構造が若干違います。 G27の方が後発なので、耐久性を上げるために内部構造を変更しております。
基盤が同一だから信号線も一緒だろ? って思ってたんですが、G27シフトのテンションアップ改造でお世話になったKTSさん(リンク)のBlogには「ケーブルの結線方法を変更すれば利用可能」と書かれてました。 (当該記事のリンク)
そこから色々と調べた結果、基本的な信号線は一緒だけど、接続ピンだけが違う事が解りました。
基盤からの配線が変更されてたらよかったんですが、変更している場所がD-subコネクタ内部みたいなので、基盤から出ている配線を変えてもダメっぽいです。
なので変換ケーブルを作ることにします。
使用パーツなど
使った部材は以下の通りです。 購入先はすべてAmazonです。・D-Sub9ピンコネクタ オスメスセット
・富士電線工業 VCTF 0.5sq×8芯
(上記のケーブルだと太すぎたので、同じメーカーの0.3sqの方がお勧め)
・RS-232C延長ケーブル 2m
(別の目的で2年前に購入済み。 上記コネクタが大きすぎてG27の底面に付かな
かったので、こいつを本体と変換コネクタの間に入れました。 0.5mの物もあり)
工具はカッターとニッパー、ワイヤーストリッパーぐらいでした。
配線方法
今回買ったコネクタのオスメスセットですが、はんだ不要の物です。付属の精密ドライバーでコネクタ部を締めこめば配線完了のお手軽タイプです。
9ピンコネクタなのに8芯ケーブルでいいの? って思われた方もいらっしゃると思いますが、G25/27の配線ではアースで2本使っているので8芯で問題なく動きます。
配線図は以下の通りです。 上下の番号同士で配線してください。
番号は今回買ったコネクタに書かれている番号を元にしております。
両コネクタ共にGNDは接続なしです。 ⑨番はコネクタ内部で配線します。
オスコネクタ側(シフトと接続)
① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧
⑦ ② ③ ④ ⑤ ⑥ ① ⑧
メスコネクタ側(ハンドルと接続)
上記とは別に
・オスコネクタ内部で①と⑨間に配線
・メスコネクタ内部で⑦と⑨間に配線
で、出来上がったのがこちらです。(右側がオスコネクタです)
これだったら変換コネクタの付け外しだけで、G25シフトでもG27シフトでも使えます。
G27本体にこのケーブルを使ってG25シフトを使う場合、シーケンシャルなどもそのまま使えます。 ドライバの設定とかの変更も一切不要です。
正直需要が全くない記事なんですが、備忘録代わりに書いておきます。
G25にG27のシフトを使う場合には、上記の結線方法ではだめです。 ご注意ください。
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