1から始めるマルチプレイ その5 プレイの際の注意事項とか

どうも、け~えすです。
これまではマルチプレイの準備に関する内容を書いてきましたが、今回は実際に遊ぶ際の注意事項とかを書いて行こうと思います。
私自身もMPのすべてのルール・マナーを知っているわけではありませんので、書き漏らしもあるかもしれません。



1.MPのルールを把握する

TruckersMPのHPにルール(英文)があるので、これを最初に熟読します。
「知らなかった」ではすみません。 ルール違反は最悪の場合永久BANになりますのでご注意を。

 「英文読めねーよ!」って人はGoogle翻訳などの翻訳ツールを使いましょう。 ページ丸ごと翻訳も簡単にできます。 け~えすの場合は、FirefoxでGoogle翻訳と連動するアドオンを入れてます。 Choromeでも同様のものはたくさんありますので、各自で調べてみてください。

 公式HPのルールは、画面上のメニュー項目「Information」に「Rules」がありますので、そこで確認ができます。 URLはhttps://truckersmp.com/rules です。
当Blogでも依然ルール翻訳の記事を出しましたが、もう古くて半分ぐらいルールが変わってるはずです。
MPは頻繁にルール変更がありますので、定期的にルールのページを読んで把握するべきと思います。

2.各国の交通ルールを調べる

ETS2やATSは海外製のゲームですし、ETS2はヨーロッパ、ATSはアメリカを走るシミュレーターです。
交通ルールはその国に沿ったものになりますので、基本的にはその国のルールに則って走行するべきと考えているみたいです。

日本の交通ルールやマナーをそのままに走っても、いろいろと問題が出ると思います。
なんせ、ATSもETS2もほとんどのエリアが右側通行ですから・・・
よくある「左方優先」とかも当然通用しません! 信号とか速度規制の看板は、なんか各国でもほとんど一緒みたいですけどね。

細かく知る必要はないのですが、「ヨーロッパならこんな感じか!」って雰囲気で構わないので、ちょっと調べてみるといいと思います。 アメリカやヨーロッパのトラッカーの動画もYoutubeにかなりありますので、その辺を見て知識を得るのもよいかと思います。

3.冷静な心

ルールやマナーの話をしてきましたが、実際に走ってみると案外ルール無視のプレイヤーが多いことに気付くでしょう。
ゲームですから、リアルでできない無茶な運転とかをする人も多いですし、外人さんはテンションが上がると無茶しますからw

交通量の少ない道を法定速度で走ってて、後ろからふらふら走ってきた乗用車に突っ込まれて自分だけが横転する・・・ よくある話ですw
交通量の多いところだと渋滞が発生し、進めなくてイライラしたユーザーが無理に突っ込んでくるとかも日常茶飯事です。

ここでキレてやり返したら同罪になり、通報されたらBAN対象です。 不運な事故と思って、気持ちを切り替えることが大事かなと個人的には思ってます。
余裕があればプレイヤーリストからIDをチェックしてAdminに通報するべきですし、録画しているのであれば、WEBからの通報も視野に入れてもいいと思います。

4.Ping値の壁

プレイヤーリストに各ユーザーのPing値が表示されていますよね。 接続先のサーバーの場所にもよりますが、ヨーロッパサーバーに繋ぐと250~350ぐらいの数値になるかと思います。
サーバーに近い国から繋げている方だと、二ケタ台とか10代とかになるかと思います。

Pingの数値はms(ミリセカンド)ですので、1000msで1秒です。 Pingが250の場合だと、0.25秒の時差が発生することになります。
この数値はあくまでサーバーとPCとの通信の時差(ラグ)だけでして、実際にはサーバーでデータ処理してデータがPCに帰ってきてとかもあり、0.5秒とか1秒とかの時差は普通にあります。
 なので、自分はラグっていなくても、周りの人には自分がラグって見えている事も普通にあります。

高速道路とかの追い越され時によくあるのですが、自車にかぶせてくるユーザーが多いです。 当然運転が未熟な人もいるでしょうが、結構Ping値による位置ずれでそうなってしまうことがあります。

その辺を知っているユーザーさんだと、追い越してから50m以上離れてから走行車線に戻ってきたりしますね。

日本から接続している場合、このPingの壁で被害を受けたり、知らないうちに他車に迷惑を掛けたりしている事がありえるので、この事を頭に入れて運転してほしいと思っております。

5.危ない場所に行ってはいけないw

ATSは正直プレイヤー数が少ないので問題ないのですが、ETS2のEU2サーバーは日本の深夜帯だと4000人以上のプレイヤーが各国から参加しており、非常に混雑します。
ETS2だとマップDLCをすべて買っている人ならエリアも広いですが、バニラMAPのみのユーザーも当然いらっしゃるので、バニラMAPのエリアは特に人数が集中します。
逆に、フランスやイタリアはDLCとしても新しいので、比較的すいています。

当Blogでも何度か書いてますが、通称C-Dルート(C-D Road)と呼ばれる道がありまして、数年前からこの道路にユーザーが集中する事態が続いております。
Cはカレー、Dはデュースブルグを指しており、このCとDをつなぐ一般道をC-Dルートとみんなが(運営もw)言っております。
 ちなみにC-D間を普通に指定すると高速道路が選択されますが、その高速道路の北側にある片側1車線の一般道がC-Dルートになります。

このC-Dルートのすごさを簡単に箇条書きすると、
・両方の都市内部でプレイヤーリストを開くと100人以上いる。
・各都市のサービス工場の前が渋滞してて10分以上出れないこともある。
・C-Dルートを完走するのに2時間以上掛かった。
・マルチでもグラフィックをウルトラの状態で常時60FPSなのに、C-Dの町中に入ったらFPSが常時一桁になった。
(注意:FPSの件はMPクライアントの仕様です。 GTX1080TiのSLIでもFPS10台とか普通にありますのでw)

てな感じで、毎日が地獄の渋滞の様相になっております。 初心者にはお勧めしません。
当然ながらAdminの最重要チェック路線になっており、ルール違反の摘発が始まるとチャット画面がカラフル(キックは青色・AdminメッセージやBANは赤色で表示される)になります。

MPルールにもC-Dルートは書かれており、このルートでのみ適用されているルールもあります。(例:追い越し禁止・ビーコン(回転等)禁止・ホーンスパム(ホーン連打や長時間鳴らし続ける行為)禁止など)

正直イライラする事請け合いな場所ですので、初めての人は近づかないことをお勧めしておきます。

これ以外にも、ユーザーが集まりやすい都市もありますので、最初のうちは人の少ないところでMPに慣れることを強く勧めておきます。 

お約束とかフリとかではないので、C-Dとかほんまにやめときましょうね。

6.PCスペックや周辺機器の違い

4でPingの事を書きましたが、これはインターネット回線に関する問題でした。
今度はPCのスペックに関することを書いてみます。

ゲーミングPCで遊ぶ人だと問題ないのですが、案外ノートPCとかで参加される人も多いみたいです。
ノートPCでもnVidiaやAMDのいいGPUを使っている機種ならいいのですが、Core2DuoにCPU内蔵グラフィックで遊ばれている人も少なからずいらっしゃるようです。
このあたりになると、ちょっと人数のいる町中に入るだけでもFPS一けたになるみたいですね。(C-Dとかだと固まって落ちるっぽいw)
 Ping値がよくてもラグってる人がいる場合、PCスペックが低いユーザーさんかもしれません。

また、プレステやXboxのコントローラーやキーボードで参加されている人も非常に多いです。
まー、ハンコンを使ってるといっても、ファナテック・スラストマスター・ロジクール等のレースシムでも十分使えるハンコンから、中華製の怪しいハンコンまでいろいろとありますので一概には言えませんが。コントローラーやキーボードだと慣れないうちは運転がふらふらする事が多い傾向です。

慣れるとスムーズに運転できるのでコントローラーやキーボード操作が悪いって言ってるんじゃありませんよ。 実際にMPでお世話になってるキーボード使いは複数人居ますが、皆さんキーボード操作と思えない程運転がうまいですよ。(オレンジ色のイベコ使いのVさんとか、緑色の低馬力スカニア使いのAさんとか)
逆に、ハンコン使いでもバックが苦手なユーザーさんもいらっしゃいますw

そんな感じで、うまい人もいらっしゃれば、初心者で慣れていない人もいらっしゃる訳でして・・・

PCスペックが低かったり、操作方式に慣れていないユーザーさんは運転がスムーズではないことが多く、それによる事故も結構あり得ます。(経験則)

これからMPで遊ぶ人はその辺を注意しておかないと、知らないうちに周りに迷惑を掛ける事になりかねませんのでご注意ください。
また、それっぽいユーザーさんが近くに来た場合は・・・ あきらめるか、逃げるかの2択ですw

7.最後に

 いろいろ書きましたが、特にMPのルールはよく把握しておかないと自分が痛い目に合うので、本当によく読んでおいてくださいね。

MPは「リアルな運転を求める」リアルシミュレーター派と、「ゲームなんだから楽しもうぜ!」ハイテンション派が混じっているカオスな世界ですw
違反行為をせずに、自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。

SteamでもMP系のグループがいくつかありますし、ニコ生やYoutubeでもMPで一緒に走ることを目的としたコミュニティやチャンネルもあります。
一人でMPを気ままに走るのも面白いですが、複数人と一緒に走ることはシングルではできない事ですので、機会があれば是非チャレンジしてみてください。

本当はFAQ的な記事も書きたかったのですが、私自身が結構長くMPで遊んでいるために、「初心者に陥りがちな罠」とかが頭に出てこなくて書けそうにありません。
コメントで質問してくだされば、そのあたりを掘り下げて別記事にする可能性もありますので、お気軽にコメントで質問してください。

毎度ながら誤字・脱字や記載ミス等ございましたら、併せてコメントでご指摘ください。


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