ETS2/ATS TS.SaveEditer Ver0.2.2.6

どうも、け~えすです。

TS SaveEditerが0.2.2.6にアップデートしました。 まぁ、自分が気付かずに知り合いからの連絡で知ったんですがorz(私信:連絡いつもありがとねー!)

前Verまで発生していた「操作したらエラーダイアログが出る」のも収まったみたいで、中々いい感じになっております。

アプデ内容を中心に、色々と書いていきます。



0.2.2.6の主な変更点

0.2.2.6の配布元はこちら(スレッドに直リンク)です。

基本的なUIはほぼ一緒です。 なので0.2.2.4をお使いの方なら0.2.2.6も問題なく使えるかと思います。

大きな変更点としては、バージョンチェッカーと自動アップデート機能が実装された事です。
デフォルトでは起動時にバージョンチェックを自動で行ってます。 現状ではまだわかりませんが、今後のアプデの際には自動的にアップデートを行ってくれるみたいです。

また、それに伴い「Program Settings」の項目が「プログラム」配下に追加されております。
「Show splash screen on startup」(起動時にスプラッシュ画面を表示)と「Check updates on startup」(起動時にアップデートのチェックを行う)の2つがあります。

下の方だけチェックのON/OFFが可能です。 アプデチェックが不要の方はチェックを外しておいてください。

あとは全般的なバグフィックスってところでしょうか。 詳しい内容は書かれておりませんでしたが、「Fixed bugs in FM and CM tab」と書かれてましたので、フレイトマーケットとカーゴマーケットでのバグを直したみたいです。

それと「Added Error handler」がアプデ内容に入ってますが、0.2.2.4までに発生していたVC++系のエラーダイアログを抑制する仕組みが入ったみたいです。
試しに色々とセーブデータをイジって見ましたが、エラーダイアログは出てこなかったですね。 セーブデータ自体にも問題はありません。

0.2.2.4ではVC系のエラーダイアログが出てもセーブデータ自体には問題なく書き込まれていたんですが、やっぱり精神的には嫌なものがありました。 なのでこの対応はかなり個人的にうれしいFIXでした。

総括としては、「自動アップデート機能が実装され、より安定したVer」って感じですね。

Virtual speditorとの比較

ETS2/ATSのゲームのセーブデータを改造する人の殆どが、「貨物を自由に設定したい」、「走行会で走るルート通りの荷物を出したい」等の貨物関連の改造を目的とされているともいます。
TS.SEよりも前にその方法を実装しているのがVirtual speditor(以後VS)です。 当Blogでもよく取り上げているので、ご存じの人も多いかと思います。

以前「TS.SEとVSって、どっちを使えばいいですか?」と質問されたことがあります。
その時は「TS.SEはまだバギーな雰囲気が残っているので、安定性も考えてVSをお勧めします」と言ってました。
今回のアプデではかなり安定した感じを受けますので、機能・用途面での違いを考えてみます。

VSでしかできない事

VSの最新版である2.06では、条件付きながらもカーゴマーケットの貨物の生成が出来るようになりました。 セーブデータを改造するソフトはVS、TS.SE、それとTEDITの3つしか知りませんが、カーゴマーケットにほぼ対応したソフトはVSしか知りません。

あえて「条件付き」と書いたのは、ちょっと特殊な手法でそれを実現しているからです。
出発地と目的地の会社の積み込み・荷下ろし座標を事前に取得し、それを用いて「自分が受けた仕事」として振舞う事で対応してます。
なので、例えば新規DLCが発売された直後とか、VSがサポートしていないマップMODではカーゴマーケットの貨物生成は出来ません。 現状だとATSも無理です。

VSは貨物生成に特化したソフトですので、貨物関係だけ使えればいいって人にはお勧めできます。

TS.SEで出来てVSで出来ない事

今度は逆の方向で見てみます。
カーゴマーケットへの対応では後塵を期しておりますが、それ以外に目を向けると色々と優位なところも見えてきます。

貨物関連でいうと、国名・都市名・貨物名が日本語に対応できる部分です。
VSもTS.SEもこの3つのデータはゲーム内部のデータ(大抵セーブデータの中身)をそのまま読み込みます。
TS.SEはそこから翻訳ファイルを充てる事で日本語に対応しています。
貨物生成時に「あれ? あの荷物の英語名ってなんだっけ?」って事にならないのがありがたいんですよね。 日本語環境だと、50音順でソートしてくれるのもGood。

あとは貨物以外のデータも改造できる部分でしょうか。
自分の経験値やスキル、所持金、事務所なども細かくイジる事ができます。
数百時間程度プレイした人で、マップMODを新規で入れる時に「ああ、また経験値稼ぎとお金稼ぎしないと・・・ トラックのカスタムが出来ないじゃないか!」とか思いません?w
TS.SEだとその辺の改造も簡単に行えるのですごく助かります。

トラックやトレーラーの管理やカラーピッカー等の小技も聞いているので、「貨物生成だけじゃなく、手広く改造したい」って人にはお勧めとなります。

結局どっちがおすすめ?

主目的の部分(貨物生成)は被りますが、元々の方向性が違うソフトなんで両方使えばいいと思います。
カーゴマーケットならVSだし、経験値や所持金だったらTS.SEになりますからね。
後は自分が使いやすいと思う方をメインで使って、そのソフトで出来ない事はもう1つに任せるって感じで運用するのが一番だと思います。

余談:日本語翻訳について

TS.SEの日本語訳は自分がさせていただいているのですが、少々特殊な状況での対応をしております。

私の日本語訳は、「作者さんに翻訳済みファイルを勝手に送り付けている」状態なんです。 それを作者さんが採用して下さってます。
事前に作者さんと打合せ等も行っておらず、新Verが出たら私がその中身を確認し、そのVerで使える翻訳ファイル群を作者さんにお送りしているのが実情です。
そのため最新版では翻訳抜けが発生したり、作者さんの手直しが入っていたりします。

「最新版の日本語翻訳は、実は1つ前のVerの物を参考に作られている」事を知っていただきたく説明した次第です。

TS.SEの翻訳って手間暇はかかりますが、結構簡単に誰でも出来る内容だったりします。
最初は翻訳量が多いのでゲンナリしますけど、1度作ると後は追記だけなんですよね。
もっとも、すでに翻訳済みのファイルを手直しすればいいわけですし、デフォルトで対応していないマップMOD用の翻訳ファイルも自分で作れば・・・

現在TS.SEの翻訳方法の解説を書いておりますので、自力翻訳をしたい人はもう少々お待ちください。


また、0.2.2.6以降はBlogでの翻訳ファイル配布はしないつもりです。 まぁ、基本的な部分が大きく変更された時等、未翻訳の部分が目立ったVerが出た場合には対応します。
TS.SEの翻訳は続けますが、基本はソフト同梱のファイルでお願いします。


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